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映画『プライドと偏見』は、ジェイン・オースティンの小説を原作に、第一印象や身分差にとらわれた男女が互いを理解していく姿を描いた作品です。英語タイトルは Pride & Prejudice。
この記事では、タイトルにある pride と prejudice の意味、bear、put aside、in vain など作品から学べる英語表現を、現代の日常会話で使える例文とともに解説します。
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英語タイトルは Pride & Prejudice です。原作小説の題名は、日本語では『高慢と偏見』とも訳されます。
作品では、ダーシーの高慢に見える態度と、エリザベスが第一印象から抱いた偏見が、2人の関係を遠ざけます。タイトルは単なる性格の説明ではなく、物語を動かす2つの心の壁を表しています。
pride は、文脈によって肯定的にも否定的にも使われます。
She takes pride in her work.
彼女は自分の仕事に誇りを持っています。
take pride in … は「…を誇りに思う」という定番表現です。
I’m proud of what you’ve achieved.
あなたが成し遂げたことを誇りに思います。
proud は pride の形容詞です。be proud of … で「…を誇りに思う」と言えます。
His pride prevented him from apologizing.
彼のプライドが邪魔をして、謝ることができませんでした。
この場合の pride は「傷つけたくない自尊心」「高すぎるプライド」という否定的なニュアンスです。

prejudice は、十分な根拠や知識がないまま人や物事を判断する「偏見」「先入観」です。
We should not judge people based on prejudice.
偏見に基づいて人を判断すべきではありません。
「…に対する偏見」は prejudice against … と言います。
She spoke openly about prejudice against working women.
彼女は働く女性に対する偏見について率直に話しました。
形容詞は prejudiced です。
He was prejudiced against her because of her background.
彼は彼女の生い立ちを理由に偏見を持っていました。
似た言葉の bias は「考え方の偏り」「先入観」を広く表します。prejudice は、特定の集団や人に対する不公平で否定的な判断に使われることが多い言葉です。
舞台は19世紀初頭のイングランド。ベネット家には5人の娘がいますが、当時の相続制度のもとでは、一家の財産を娘たちがそのまま継ぐことができません。そのため母親は、娘たちを経済的に安定した男性と結婚させようと懸命になります。
ある日、近所に裕福な独身男性ビングリーが越してきます。舞踏会で長女ジェーンとビングリーはひかれ合いますが、次女エリザベスはビングリーの友人ダーシーの無愛想で高慢に見える態度に反発します。
ダーシーもまた身分や家柄への意識を捨てきれません。誤解と先入観が重なるなか、2人は相手だけでなく、自分自身の欠点とも向き合っていきます。

動詞の bear には「耐える」「我慢する」という意味があります。否定文の can’t bear … は「…に耐えられない」です。
I can’t bear this heat.
この暑さには耐えられません。
She couldn’t bear the thought of losing him.
彼を失うことを考えるだけでも、彼女には耐えられませんでした。
名詞の「熊」も bear ですが、文中の位置から意味を見分けられます。
bear with me は「少し辛抱して付き合ってください」「少々お待ちください」という表現です。
Please bear with me while I check the details.
詳細を確認しますので、少々お待ちください。
仕事のメールや接客でも使われますが、相手に不便をかけている場面では、謝罪や感謝を添えると丁寧です。
Thank you for bearing with us.
お待ちいただきありがとうございます。
put … aside は、物を「脇に置く」だけでなく、感情や問題を「ひとまず横に置く」という意味でも使えます。
Let’s put our differences aside and work together.
意見の違いはひとまず置いて、一緒に取り組みましょう。
さらに、お金を「取っておく」「貯める」という意味もあります。
I put aside some money for the trip.
旅行のために少しお金を取っておきました。
in vain は、努力したものの成果が得られなかったことを表します。
We searched for the missing key, but in vain.
なくした鍵を探しましたが、見つかりませんでした。
All his attempts to change her mind were in vain.
彼女の考えを変えようとした彼の試みは、すべて無駄に終わりました。
少し文章的な響きがありますが、映画や小説、ニュースなどでよく見かける表現です。
ardently は「熱烈に」「情熱的に」という副詞です。日常会話よりも文学的で、強い思いを表す場面に向いています。
He ardently supported the cause.
彼はその運動を熱心に支持しました。
恋愛なら、より現代的には次のような表現が自然です。
change one’s mind は「考えを変える」「気が変わる」です。
She changed her mind after learning the truth.
彼女は真実を知ったあと、考えを変えました。
I hope you’ll change your mind.
考え直してくれるといいのですが。
『プライドと偏見』の大切なテーマである「相手を知ることで判断が変わる」を、日常会話で表せるフレーズです。

作品には、強い感情を格調高い言葉で伝える告白やプロポーズが登場します。ただし、19世紀の小説をもとにした表現は非常に文学的で、現代の日常会話でそのまま使うと芝居がかって聞こえることがあります。
現代のプロポーズで一般的なのは、シンプルな次の表現です。
映画では古風な英語を作品の雰囲気として味わい、実際の会話では短く自然な表現を選ぶとよいでしょう。
この作品には、現代の日常英語とは異なる丁寧で文学的な表現も多く登場します。すべてを暗記するのではなく、次のように分けるのがおすすめです。
たとえば ardently は鑑賞用の語彙、bear with me や put aside は実用語彙として覚えると整理しやすくなります。
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『プライドと偏見』の英語タイトル Pride & Prejudice は、登場人物を遠ざける「高慢」と「偏見」を表しています。
まずは実用性の高い Please bear with me. や Let’s put our differences aside. を、自分の仕事や日常の場面に置き換えて練習してみましょう。
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