
料理で「味をなじませる」と言いたいときは、let the flavors blend が自然です。
Let the flavors blend for 30 minutes. なら、「30分置いて味をなじませてください」という意味になります。レシピでは、もっと具体的に Let it sit for 30 minutes.(30分そのまま置いてください)ともよく言います。
この記事では「味をなじませる」の自然な英語を紹介します。ただ、本当の目的は表現を丸暗記することだけではありません。blend が出てこなくても、「全部混ぜて、しばらく置いた」と知っている英語へ分ければ伝えられます。その考え方も一緒に見ていきましょう。
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「味をなじませる」の自然な英語
まず使いやすいのは、次の3つです。
- Let the flavors blend.
味をなじませてください。 - Let the flavors meld.
味同士をなじませてください。 - Let it sit for 30 minutes.
30分そのまま置いてください。
flavor は「味・風味」です。複数の材料や調味料の味が一つにまとまっていくので、通常は複数形の flavors が使われます。
料理手順では、結果を説明する let the flavors blend より、「そのまま置く」という動作を指示する let it sit のほうが簡潔で自然なことも多くあります。
しゅみすけ(大山俊輔)
blend・meld・develop・sitの違い
| 表現 | 中心になる意味 | 例 |
|---|---|---|
| blend | 複数の味が混ざり合い、調和する | Let the flavors blend. |
| meld | 別々だった味が一体になる | Let the flavors meld. |
| develop | 時間とともに風味が深まる・育つ | The flavor develops overnight. |
| let it sit | 手を加えず、そのまま置く | Let it sit for an hour. |
blend は日常的で使いやすく、味同士がうまく混ざり合うイメージです。meld も似ていますが、別々の味が一体になることを少し強く表します。
develop は、カレーや煮込み料理などの風味が時間とともに深くなる場面に向いています。一方、let it sit は難しい料理用語を使わず、必要な動作だけを伝えられる便利な表現です。

発音のポイント
blend は /blend/ です。最初の bl を分けずに続け、最後は「ド」と母音を足さず、舌先を上の歯茎につけて d で止めます。
meld は /meld/ で、blend から最初の b を取ったような音です。flavors blend は「フレイヴァーズ・ブレンド」のように一つのかたまりで練習すると言いやすくなります。
なぜ「味をなじませる」がlet the flavors blendになる?
let + A + 動詞 は、「Aが〜するのをそのまま許す・そうさせる」という形です。
- let:そのまま〜させる
- the flavors:複数の味・風味
- blend:混ざり合う
したがって、let the flavors blend は直訳すると「味同士が混ざり合うようにしておく」です。日本語の「なじませる」を英語一語に変えるのではなく、味が自然に混ざっていく状態を表しています。
「混ぜる」と「味をなじませる」は同じではない
日本語では「よく混ぜて味をなじませる」と続けて言いますが、英語でも2つは別の段階です。
- Mix all the ingredients well.
すべての材料をよく混ぜてください。 - Then let it sit for 30 minutes so the flavors can blend.
それから、味がなじむように30分置いてください。
mix は人が材料を混ぜる動作です。blend は、時間を置く間に味がまとまっていく変化です。「混ぜた瞬間」と「置いている時間」を分けて考えると、日本語とのズレが分かりやすくなります。
料理や英語日記で使える例文
- Let the salad sit for 20 minutes so the flavors can blend.
味がなじむよう、サラダを20分置いてください。 - Cover it and leave it in the fridge overnight.
蓋をして、冷蔵庫に一晩置いてください。 - The flavors will meld as the soup sits.
スープを置いている間に味がなじみます。 - This curry tastes better the next day.
このカレーは翌日のほうがおいしいです。 - I made the marinade in the morning and let it sit until dinner.
朝にマリネを作り、夕食まで置いておきました。 - Give it a few hours for the flavors to develop.
風味が深まるまで数時間置いてください。
英語日記なら、I mixed everything and left it in the fridge.(全部混ぜて冷蔵庫に置きました)のように、実際の動作をそのまま書くだけでも自然です。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
blend や meld を思い出せないとします。そんなときは「なじませる」の英単語を探すのではなく、料理中に起きたことを順番に分けます。
- 何をした?
材料を全部混ぜた。 - 次に何をした?
冷蔵庫に入れて、しばらく待った。 - なぜ?
あとでもっとおいしくなるから。
知っている基本語だけなら、次のように言えます。
- I mixed everything and waited.
全部混ぜて待ちました。 - I left it for 30 minutes.
30分置いておきました。 - I put it in the fridge for a few hours.
数時間、冷蔵庫に入れました。 - I waited because it tastes better later.
あとでもっとおいしくなるので待ちました。 - Mix it and don’t eat it right away.
混ぜて、すぐには食べないでください。
「味がなじむ」を直接言えなくても、mix、wait、leave、put、taste better があれば、料理の流れと目的は十分伝わります。
しゅみすけ(大山俊輔)
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- 中学英単語で英会話を組み立てる考え方
まとめ
料理の「味をなじませる」は、let the flavors blend や let the flavors meld と表せます。レシピの具体的な指示なら、Let it sit for 30 minutes. も自然です。
でも、その表現を忘れても、I mixed everything and waited. や I put it in the fridge for a few hours. で十分伝えられます。「何をした?」「次に何をした?」「なぜ?」へ分けて、知っている英語で会話を続けましょう。









