「血液検査・点滴・輸血」は英語で?blood test・IV・infusion・transfusionの違い

海外の病院で血液検査・点滴・輸血について英語で確認する旅行者

海外の病院でblood testIVtransfusionと言われたら、何をされるのか不安になるかもしれません。

血液検査は血液を採って調べる検査、点滴は水分や薬を静脈へ入れる処置、輸血は血液や血液成分を静脈から入れる治療です。この記事では、違いと確認に使える短い英語を整理します。

しゅみすけ(大山俊輔)

専門的な検査名が分からなくても、「何のためですか」「どのくらいかかりますか」「気分がよくありません」の3つが言えれば、必要な確認と異変の報告ができます。
医療上の注意
この記事は英語表現の解説であり、検査や治療の要否を自己判断するためのものではありません。大量出血、意識障害、呼吸困難、急激な体調悪化などがある場合は、滞在国・地域の緊急番号へ連絡し、医療者の指示に従ってください。

血液検査・点滴・輸血の英語の違い

日本語 英語 意味
血液検査 blood test 血液の細胞や成分などを調べる検査
血液検査一式 blood work 複数の血液検査をまとめて指す口語的表現
採血 blood draw 検査用の血液を採ること。英国ではtaking a blood sampleも自然
点滴・静脈路 IV intravenousの略。静脈から水分や薬を入れる処置・器具を広く指す
点滴 IV drip / IV infusion 液体や薬を一定時間かけて静脈へ入れること
輸血 blood transfusion 血液または血液成分を静脈から入れる治療

IVは「アイ・ヴィー」と読みます。米国ではIV、英国ではdripという言い方もよく聞きます。infusionは液体や薬を時間をかけて入れる処置、transfusionは血液・血液成分を入れる処置です。

have・get・draw・takeの使い分け

  • I had a blood test.(血液検査を受けました)
  • I’m getting an IV.(点滴を受けています)
  • I need a blood transfusion.(輸血が必要です)
  • The nurse drew my blood.(看護師が採血しました)
  • We need to take a blood sample.(血液サンプルを採る必要があります)

患者側はhave/get a blood test、医療者側の採血動作にはdraw blood / take a blood sampleが自然です。「血を抜かれる」を直訳してtake out my bloodと言うより、上の表現が明確です。

簡単な英語で乗り切る|3ステップ

目的・所要時間・体調変化を伝える簡単な英語3ステップ

1.何のためか尋ねる

What is this for?
これは何のためですか?

Why do I need this blood test?
なぜこの血液検査が必要ですか?

2.所要時間を尋ねる

How long will it take?
どのくらいかかりますか?

How long will the infusion take?
点滴にはどのくらいかかりますか?

3.異変をすぐ伝える

I don’t feel well.
気分がよくありません。

Please get a nurse.
看護師さんを呼んでください。

血液検査で使う英語

  • Do I need to fast?(絶食が必要ですか?)
  • Can I drink water?(水は飲めますか?)
  • Should I take my usual medicine?(いつもの薬を飲んでよいですか?)
  • When will I get the results?(結果はいつ分かりますか?)
  • I feel faint around needles.(針を見ると気が遠くなりそうになります)

検査によって準備は異なります。絶食時間や服薬を自己判断せず、医療者へ確認してください。特に薬は指示なく中止しないようにします。

点滴・IVで使う英語

cannulaは手や腕の静脈に入れる細い柔らかな管です。針は挿入に使われますが、通常は管が残ります。

  • What is in the IV?(点滴には何が入っていますか?)
  • Is this fluid or medicine?(これは水分ですか、薬ですか?)
  • My IV hurts.(点滴のところが痛みます)
  • It feels swollen.(腫れている感じがします)
  • It’s leaking.(液が漏れています)
  • Could you check the IV, please?(点滴を確認してもらえますか?)
IV部位の異変
痛み、赤み、腫れ、熱感、液漏れなどに気づいたら、我慢せずその場で医療者へ知らせてください。自分で管や点滴速度を調整しないでください。

輸血で確認したい英語

輸血を意味するblood transfusionは、点滴と同じ静脈ルートを使うことがありますが、中身と目的が異なります。旅行者が必要性を断定するのではなく、医療者から目的・利益・リスク・代替案の説明を受けます。

  • Why do I need a blood transfusion?(なぜ輸血が必要ですか?)
  • What are the benefits and risks?(利益とリスクは何ですか?)
  • Are there any alternatives?(代わりの方法はありますか?)
  • What type of blood product is this?(これはどの種類の血液製剤ですか?)
  • How long will the transfusion take?(輸血にはどのくらいかかりますか?)
  • I had a transfusion reaction before.(以前、輸血反応が出たことがあります)

点滴・輸血中の体調変化を伝える

  • I feel cold.(寒気がします)
  • I have chills.(悪寒があります)
  • I feel itchy.(かゆいです)
  • I have a rash.(発疹があります)
  • I feel dizzy.(めまいがします)
  • My chest hurts.(胸が痛いです)
  • I can’t breathe well.(うまく呼吸できません)
  • My back hurts.(背中が痛みます)
  • Please stop and get a nurse.(止めて看護師さんを呼んでください)

輸血中や輸血後に発熱、悪寒、かゆみ、発疹、胸・背中の痛み、息苦しさなどの異変を感じたら、英語の正確さを気にせずすぐ医療者へ知らせてください。

病院での会話例

Nurse: The doctor ordered some blood work and an IV.
医師から血液検査と点滴の指示が出ています。

You: What is the IV for?
この点滴は何のためですか?

Nurse: It’s for fluids and antibiotics.
水分と抗菌薬を入れるためです。

You: How long will it take?
どのくらいかかりますか?

Nurse: About one hour. Please tell me if the IV site hurts or swells.
約1時間です。点滴部位が痛んだり腫れたりしたら教えてください。

You: Okay. When will I get the blood test results?
分かりました。血液検査の結果はいつ分かりますか?

関連する病院英語

画像検査については「CT・MRI・レントゲン」の英語、入院が決まった場合は「入院する」の英語、手術前後の説明は「手術を受ける」の英語を確認してください。

出血が続く緊急場面では「血が止まらない」の英語、救急車が必要なときは「救急車を呼んで」の英語も役立ちます。

まとめ

  • 血液検査はblood test、検査一式はblood work
  • 点滴はIV / IV drip / IV infusion
  • 輸血はblood transfusion
  • 採血はblood draw / draw blood / take a blood sample
  • 目的はWhat is this for?、時間はHow long will it take?
  • 体調変化はI don’t feel well.とすぐ伝える
  • 検査・点滴・輸血の要否や服薬を自己判断せず、医療者の説明と指示に従う

参考にした公的医療情報

麻酔の種類や術前確認の英語は、「麻酔を受ける」の英語で、anesthesia・anesthetic・sedationの違いと簡単な質問を紹介しています。

治療後に帰宅するときの確認は、「退院する」の英語で、be discharged・discharge instructions・follow-upの使い方を紹介しています。

検査・点滴から手術・退院へ進む際の表現は、海外での入院・検査・手術の英語総合ガイドも参考にしてください。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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