
この記事では、料理で「隠し味を入れる」と言いたいときの自然な英語表現を紹介します。ただ、本当の目的は一つの決まり文句を覚えることだけではありません。ぴったりの表現が出てこないときに、「カレーにコーヒーを少し入れた」のように、知っている英語で実際の動作を伝える方法も一緒に考えてみましょう。
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「隠し味を入れる」は英語で add a secret ingredient
日本語の「隠し味」に近い、分かりやすい英語は secret ingredient です。「隠し味を入れる」なら add a secret ingredient と表現できます。
I added a secret ingredient to the curry.
カレーに隠し味を入れました。
Chocolate is my secret ingredient.
チョコレートが私の隠し味です。
What’s the secret ingredient?
隠し味は何ですか?
secret ingredient は、直訳すると「秘密の材料」です。少量かどうかよりも、「レシピの特徴になる、本人だけが知っている材料」という点に焦点があります。
しゅみすけ(大山俊輔)
発音のポイント
secret ingredient は「スィークレット・イングリーディエント」に近い音です。
- secret:最初の see の部分をやや強く発音します。
- ingredient:gree の部分にアクセントがあります。
add a secret ingredient は、add-a をつなげて「アダ」のように発音すると自然です。
「少し加える」なら add a touch of …
秘密かどうかより、「ほんの少し加える」という隠し味の量を伝えたいなら、add a touch of … が便利です。
Add a touch of soy sauce.
しょうゆをほんの少し加えてください。
I added a touch of honey to the sauce.
ソースに蜂蜜をほんの少し加えました。
a touch of は、料理で「少量の」「ほんの少しの」という感覚を出せます。ただし、もっと初歩的な a little でも十分自然です。
I added a little coffee to the curry.
カレーにコーヒーを少し加えました。
a hint of … は「かすかに感じる風味」
a hint of … は、加えた量よりも、完成した料理に「かすかにその風味が感じられる」ことへ焦点を置きます。
The sauce has a hint of garlic.
そのソースには、かすかにニンニクの風味があります。
You can taste a hint of cinnamon.
シナモンの風味がほんのり感じられます。
| 表現 | 中心となる感覚 | 例 |
|---|---|---|
| secret ingredient | 秘密の材料・レシピの工夫 | Chocolate is my secret ingredient. |
| a touch of | 加える量がほんの少し | Add a touch of soy sauce. |
| a hint of | 風味がかすかに感じられる | It has a hint of cinnamon. |
| a little | 基本語で「少し」 | I added a little coffee. |

日本語の「隠し味」と英語のズレ
日本語の「隠し味」には、主に二つの考え方が含まれています。
- 何を入れたかは秘密である
- 主張しすぎない少量の材料で、全体の味を整えたり深めたりする
英語では、前者なら secret ingredient、後者なら a touch of … や「実際に何を少し加えたか」を言う方が自然な場合があります。
また、「味に深みを出す」は add depth to the flavor や deepen the flavor と表現できます。
A little coffee adds depth to the flavor.
少量のコーヒーが味に深みを出します。
ただし、日常会話では It makes the flavor richer.(味がより豊かになります)の方が分かりやすいこともあります。
英語日記・独り言で使える例文
I put a little chocolate in the curry.
カレーにチョコレートを少し入れました。
Soy sauce is my secret ingredient.
しょうゆが私の隠し味です。
I added just a little honey.
蜂蜜をほんの少し加えました。
The soup has a hint of ginger.
そのスープには生姜の風味がほんのりあります。
This makes the sauce taste richer.
これでソースの味がより豊かになります。
この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】
secret ingredient や a touch of が出てこなければ、「隠し味」という日本語に対応する別の単語を探さず、実際にしたことを言います。
何を作った?
カレーを作った。
↓
何をした?
コーヒーを少し入れた。
↓
どうなった?
味がもっとよくなった。コーヒーの味は強くなかった。
I made curry.
カレーを作りました。
I put a little coffee in it.
コーヒーを少し入れました。
It made the curry taste better.
それでカレーがおいしくなりました。
It didn’t taste strongly of coffee.
コーヒーの味が強く出ることはありませんでした。
最も短くするなら、次の一文で十分です。
I put a little coffee in the curry.
カレーにコーヒーを少し入れました。
しゅみすけ(大山俊輔)
「入れる」は add と put のどちら?
レシピや料理の説明では add が一般的です。材料を既にある料理へ加える、という意味が明確だからです。
Add a little sugar.
砂糖を少し加えてください。
一方、会話で add が出てこなければ、基本動詞の put でも十分伝わります。
Put a little sugar in the sauce.
ソースに砂糖を少し入れてください。
自然な表現として add を覚えつつ、とっさの会話では put … in を逃げ道にして構いません。
関連する料理の英語
- 「味付けする」は英語で?season・flavor・marinateの違い
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- 中学英単語で英会話を組み立てる考え方
まとめ
「隠し味」は英語で secret ingredient、「隠し味を入れる」は add a secret ingredient と表現できます。ただし、ほんの少し加えることを伝えるなら add a touch of …、かすかな風味なら a hint of … が便利です。
これらが出てこなくても、I put a little coffee in the curry. と言えば、実際にしたことは十分に伝わります。「隠し味」に対応する一語を探すのではなく、何を、どの料理へ、どれくらい入れたのかへ分解してみましょう。









