「風向きを変える」は英語で?airflow directionと簡単な言い換え

エアコンの風向きを下向きから上向きへ変える様子と「風向きを変える」は英語で?の文字

「エアコンの風向きを変える」は英語で、change the airflow directionadjust the airflow direction と言います。

ただ、日常会話ではもっと具体的に、Point the air up.(風を上向きにして)、Point the air away from me.(風を私に当たらない向きにして)のように言う方が分かりやすいこともあります。この記事では自然な表現と、ぴったりの単語を忘れたときに基本語だけで伝える方法を一緒に考えます。

「風向きを変える」は英語で?

風向きを変える:change the airflow direction

風向きを調整する:adjust the airflow direction

風を上向きにする:point the air up / direct the air upward

風を下向きにする:point the air down / direct the air downward

風を私に当てないで:Point the air away from me.

changeは別の向きへ「変える」、adjustは使いやすい向きへ細かく「調整する」という違いがあります。リモコンで一段だけ動かすような場面ならadjustがよく合います。

  • Can you change the airflow direction?
    風向きを変えてくれる?
  • I adjusted the airflow direction.
    風向きを調整しました。
  • Could you point the air up?
    風を上向きにしてもらえますか?

一番自然なのは状況を具体的に言うこと

airflow directionは正確な表現ですが、家族やホテルのスタッフとの会話で毎回この名詞を使う必要はありません。「どこへ風を向けたいか」を言えば十分です。

伝えたいこと 自然な英語
風を上向きにして Point the air up.
風を下向きにして Point the air down.
風をこっちに向けて Point the air this way.
風を私に当てないで Point the air away from me.
風が直接当たらないようにして Don’t point the air directly at me.

point A at Bは「AをBへ向ける」です。風そのものを指で持って動かすわけではありませんが、会話では「空気が出る方向を向ける」という感覚で使えます。

airflowの発音

airflow は /ˈerfloʊ/(米)に近い音です。airとflowを完全に切らず、「エアフロウ」と滑らかにつなげ、最初のairをやや強く言います。最後のflowは日本語の「フロー」より、口を丸めて終わるのがポイントです。

direction は /dəˈrekʃən/ または /daɪˈrekʃən/。真ん中のrecにアクセントを置きます。発音に自信がなければ、難しいairflow directionを避けて、Make the air go up.のように言い換えても伝わります。

なぜwind directionではないの?

日本語では、外を吹く風もエアコンから出る風も「風」です。しかし英語では区別することが多くあります。

英語 中心となる意味
wind 屋外で自然に吹く風 The wind is strong today.
air エアコンや扇風機から出る空気 Cold air is coming out.
airflow 空気の流れ・流れる方向 Adjust the airflow direction.

wind directionは天気予報などで「風向」を表す自然な表現です。一方、エアコンの操作ならairflow directionや単にairを使う方が自然です。

しゅみすけ(大山俊輔)

日本語の「風」を見てwindに直訳すると、屋外の風のように聞こえることがあります。エアコンから出ているものならair、流れ方を言うならairflowと考えると整理しやすくなります。

ルーバー・吹き出し口を動かす英語

エアコンの風向きを変える羽根は、英語でlouversairflow louvers、または日常的にventsと呼ばれます。ただし、会話では部品名を知らなくても問題ありません。

  • Adjust the louvers so the air blows upward.
    風が上向きに出るようルーバーを調整してください。
  • The vents are pointing down.
    吹き出し口が下向きになっています。
  • Move this part up a little.
    この部分を少し上へ動かしてください。
  • The louvers aren’t moving.
    ルーバーが動きません。

louverはやや専門的です。旅行先や日常会話では、目の前の羽根を指してthis partと言う方が簡単で確実です。

上向き・下向きを絵で理解しよう

Point the air up.とPoint the air down.でエアコンの風向きを比較した図

左は風が吹き出し口から上方向へ流れているため、Point the air up.。右は下方向へ流れているため、Point the air down.です。

より丁寧に言うなら、Could you point the air up?のようにCould youを加えます。自分が操作したことを英語日記に書くなら、過去形でI pointed the air upward.と言えます。

首振り・スイング運転はどう言う?

吹き出し口が自動で上下・左右に動く機能は、機種の表示ではswingswing modeauto swingなどと書かれます。

  • Turn on swing mode.
    スイング運転をオンにしてください。
  • Set the louvers to swing up and down.
    ルーバーを上下に動く設定にしてください。
  • Stop the swing here.
    この位置でスイングを止めてください。
  • The vents move from side to side.
    吹き出し口が左右に動きます。

扇風機が首を振る場合はoscillateも使えますが、家電のボタン表示や簡単な会話ならswingが分かりやすい表現です。

風が直接当たる・当たらないの英語

風向きを変えたい理由まで言えると、会話がさらに自然になります。

  • The air is blowing directly on me.
    風が私に直接当たっています。
  • Cold air is hitting my face.
    冷たい風が顔に当たっています。
  • Can you point it away from the bed?
    ベッドに当たらない向きにしてくれる?
  • I don’t want the air blowing on me while I sleep.
    寝ている間、風が体に当たってほしくありません。
  • Please direct the air toward the center of the room.
    部屋の中央へ風を向けてください。

blow on 人は「風が人に当たる」、away from 人・ものは「人・ものから離れる方向へ」です。

ホテルや職場で使える会話例

A: The cold air is blowing directly on me.
冷たい風が直接当たっています。

B: I’ll change the airflow direction.
風向きを変えますね。

A: Could you point it upward?
上向きにしてもらえますか?

B: Sure. Is this better?
もちろんです。これで大丈夫ですか?

この会話では最初にcold airと言っているため、次の文ではairを繰り返さずitで受けられます。

独り言・英語日記で使える例文

  • I changed the airflow direction because the air was hitting my face.
    風が顔に当たっていたので、風向きを変えました。
  • I pointed the air upward before I went to bed.
    寝る前に風を上向きにしました。
  • I turned on swing mode.
    スイング運転をオンにしました。
  • I moved the vent down a little.
    吹き出し口を少し下へ動かしました。
  • The cold air is no longer blowing directly on me.
    冷たい風がもう直接当たらなくなりました。

この英語を知らなかったら?【しゅみすけ式】

airflow directionlouveradjustを知らなくても英語は止まりません。「今、何が困る?」「風をどこへ動かしたい?」に分けます。

今、何が起きている?
冷たい空気が顔に来ている

どうしてほしい?
空気を上へ行かせてほしい

知っている英語だけなら?
Cold air is coming to my face. Please make it go up.

directionpointも必要ありません。come、face、make、go、upという基本語だけで、困っていることと希望を伝えられます。

  • The air comes this way. I don’t like it.
    風がこっちに来ます。嫌です。
  • Please make the air go that way.
    風をあちらへ行かせてください。
  • Can you move this part up?
    この部分を上へ動かしてくれる?
  • I pressed this button, and the air started moving.
    このボタンを押したら、風が動き始めました。

「風向きを変える」に対応する一語を探すより、空気がどこからどこへ動いているかを基本語で描写すれば十分です。

しゅみすけ(大山俊輔)

airflow directionが出てこなければ、風を指してthis、向かわせたい場所をup・down・that wayで示せます。Please make it go up.まで言えれば、目的はきちんと伝わります。

関連するエアコン・家電操作の英語

まとめ

「エアコンの風向きを変える」は change the airflow direction、細かく調整するなら adjust the airflow directionです。会話では、Point the air up.Point the air away from me.のように、どこへ向けたいかを具体的に言うと分かりやすくなります。

もしairflowやadjustを忘れても、Cold air is coming to my face. Please make it go up.と、何が起きているかと希望へ分解できます。自然な表現を覚えつつ、忘れたときも基本語で会話を続けましょう。

この場面の関連表現は、家電の操作・設定を英語でにまとめています。

この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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