
『システム英熟語 5訂版』を手にしたものの、「最重要500からどこまで進めればいい?」「例文は読めるのに熟語が定着しない」「音声をどう使えばいい?」と迷う人もいるのではないでしょうか。
この記事は、書籍の全見出しや配列を転載するページではありません。書籍を手元に置きながら、レベルの決め方、周回方法、前置詞や語順の理解、b-cafe.netの個別解説への進み方を整理する学習ガイドです。
しゅみすけ(大山俊輔)
Contents
システム英熟語 5訂版とは?
駿台文庫の『システム英熟語 5訂版』は、大学受験で必要になる英熟語・構文を、基礎から難関大レベルまで段階的に学ぶための熟語集です。第5訂版では音声学習にも対応し、目で意味を確認するだけでなく、耳と口を使った復習がしやすくなっています。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 書名 | システム英熟語 5訂版 |
| 著者 | 霜康司・刀祢雅彦 |
| 出版社 | 駿台文庫 |
| ISBN | 978-4-7961-1145-4 |
| 向いている人 | 高校生、大学受験生、熟語を構造から整理したい人 |
| 学習の軸 | 段階別の優先順位、語法・構文、例文、音声 |
仕様や対応音声などの最新情報は、駿台文庫のシステム英単語・英熟語公式案内でも確認できます。
「最重要500・重要1000・最難関1500」はどこまでやる?
大切なのは、ページ数ではなく志望校で必要な範囲を決めることです。前半が曖昧なまま難しい熟語へ進むと、復習量だけが増えてしまいます。次の区切りは学習計画を立てる目安として使いましょう。
| 目安 | 優先したい学習者 | 到達目標 |
|---|---|---|
| 最重要500まで | 受験勉強を始めた人、共通テストの土台を作りたい人 | 英語を見て、代表的な意味と後ろの形がすぐ分かる |
| 重要1000まで | 標準的な私大・国公立大を目指す人 | 長文中で熟語をひとかたまりとして認識できる |
| 最難関1500まで | 難関大を目指す人、熟語・構文で差をつけたい人 | 文脈による意味の違いや類似表現まで説明できる |
まず最重要500を短い間隔で回し、正答率が上がってから次へ進むのが基本です。難関大志望でも、前半の取りこぼしを減らすほうが得点に直結しやすいでしょう。
システム英熟語を定着させる5ステップ

1.まず英語を見て意味を判定する
1項目に長く止まらず、分かる・迷う・分からないの3段階で印を付けます。最初の目的は暗記ではなく、復習すべき項目を絞ることです。
2.動詞・前置詞・語順の仕組みをつかむ
日本語訳だけでなく、どの語が中心なのか、後ろに名詞と動名詞のどちらが続くのかを確認します。例えば contribute to doing の to は前置詞なので、後ろには名詞または動名詞が続きます。
3.音声に合わせて例文を音読する
熟語だけを切り離さず、主語・目的語を含む短いまとまりで声に出します。音声を聞いた直後にまねると、長文やリスニングで熟語の区切りに気づきやすくなります。
4.翌日と数日後に「思い出す」
見直すだけでなく、英語から意味、意味から英語を一度思い出してから答えを見ます。間違えた熟語を優先すれば、全ページを毎回やり直す必要はありません。
5.分からない熟語は個別解説で深掘りする
訳を見ても納得できない表現は、コアイメージ、語順、類似表現との違いを確認します。b-cafe.netの個別記事は、暗記だけでは残りにくい項目を理解に変えるために使えます。
しゅみすけ(大山俊輔)
1日20分で回す4週間の学習例
| 週 | やること | チェックポイント |
|---|---|---|
| 1週目 | 英語→意味を速く判定する | 迷った項目だけに印を付けたか |
| 2週目 | 例文と音声で前後の形を確認する | 熟語を含む一文を声に出せるか |
| 3週目 | 前置詞・動名詞・語順を重点復習する | 空所補充で形を再現できるか |
| 4週目 | 間違えた項目と個別解説に絞る | 似た表現との違いを説明できるか |
1日に進める数は固定しなくても構いません。新しく覚える日と、間違いだけを直す日を分けると続けやすくなります。
一緒に確認したい代表的な英熟語・構文
ここでは、『システム英熟語』を使う受験生がつまずきやすい重要表現のうち、b-cafe.netで専門記事を公開しているものをテーマ別にまとめました。書籍の番号順一覧ではなく、理解を補うための独自の案内です。
| テーマ | 個別解説 | 確認できること |
|---|---|---|
| 原因・結果 | account for | 「説明する」「割合を占める」のつながり |
| 原因・結果 | result in / result from | 原因と結果の向き |
| 原因・貢献 | contribute to | toの後ろの名詞・動名詞 |
| 比較 | compare A to B / with B | toとwithの使い分け |
| 追加・選択 | as well as / rather than | 並列と主語・動詞の一致 |
| 条件 | as long as / provided that / unless | 条件の強さとifとの違い |
| 確実性・能力 | be bound to / be capable of | 可能性・能力と後ろの形 |
| 認識 | be aware of | know・realize・noticeとの違い |
| 追加・代替 | in addition to / instead of | 後ろに置ける品詞と語順 |
| 規則・賛成 | in accordance with / in favor of | 硬さと使われる場面 |
| 手段・目的 | by means of / for the sake of | means・sakeが作るニュアンス |
| 程度 | to some extent | 部分的な同意や限定の伝え方 |
似た熟語が混ざるときの整理方法
- 前置詞で分ける:toは到達、fromは起点、withは結びつき、ofは所属・内容という感覚を手掛かりにする
- 語順で覚える:prevent A from doing、provide A with Bのように、AとBの役割を含めて確認する
- 同じ日本語訳を疑う:「〜なので」「〜のために」でも、原因・目的・配慮では使う英語が変わる
- 短い自作文を作る:書籍の例文を確認した後、自分の学校・仕事・予定に置き換えて1文だけ作る
ほかの英熟語帳・受験熟語ガイド
- 英熟語ターゲット1000の使い方|Part別レベル・覚え方・個別解説
- 速読英熟語の使い方|長文・音読・熟語を一緒に伸ばす方法
- 大学受験で覚えたい英熟語80選
- 英熟語・定型表現一覧 A〜Z
- 英熟語・定型表現の親記事
まとめ
『システム英熟語 5訂版』は、前半の最重要表現から順に土台を固め、例文・音声・語法を組み合わせて進めると力を発揮します。まず意味を判定し、仕組みを確認し、音読し、時間を空けて思い出す。この流れを繰り返してください。
訳だけでは理解できない項目は、個別解説で「なぜその意味になるのか」「どの語順で使うのか」まで確認すると、長文・文法問題・英作文のすべてにつながります。
※本記事は学習法と関連解説を案内するb-cafe.net独自の記事です。書籍の見出し語、掲載順、例文、訳文の完全な確認には正規の書籍をご利用ください。











