toを使った句動詞20選|意味・コアイメージ・使い方を一覧で解説

toを使った句動詞一覧|到達点へ向かい・つながる

toを使った句動詞・重要表現20選を、意味とコアイメージから一覧で整理します。get toの到着、come toの意識回復・結論、turn toの依存、give rise toの結果は、いずれも「ある到達点へ向かい、そこにつながる」というtoの感覚から理解できます。

句動詞の仕組みは句動詞とは?意味・仕組み・語順・覚え方、基本動詞別の全体像は句動詞一覧436選をご覧ください。

toのコアイメージは「到達点へ向かい・つながる」

toのコアイメージ|到達点へ向かい・つながる

toは、動き・変化・意識などがある到達点へ向かい、その対象と結びつくことを表します。場所だけでなく、状態・人・話題・結論・結果も到達点になります。

  • 場所・段階へ到達:get to、go through to、come up to
  • 状態・結論へ到達:come to、come down to
  • 人・手段につながる:turn to、get through to
  • 仕事・権限を渡す:turn over to、give way to
  • 原因・結果につながる:put down to、give rise to

toを使った句動詞・重要表現20選一覧

No. 表現 主な意味
1 come down to 結局~にかかっている
2 come to 意識が戻る・合計になる・結論に至る
3 come up to 人に近づく・高さや期待に達する
4 stand to reason 理にかなう・当然である
5 hold to 方針を守る・約束や基準を守らせる
6 get around to やっと~に取りかかる
7 get down to 本腰を入れて始める
8 get through to 連絡がつく・分からせる
9 get to 到着する・~する機会を得る
10 look to A for B Bを求めてAを頼る
11 bring A home to B AをBに痛感させる
12 turn over to 仕事・権限・発言を引き渡す
13 turn to 人・手段に頼る・話題を移す
14 go over to 場所・側・方式を変える
15 go through to 次の段階・決勝へ進む
16 put down to ~が原因だと考える
17 give credit to 功績を認める・正当に評価する
18 give rise to 問題・変化・結果を引き起こす
19 give way to ~に譲る・~に取って代わられる
20 take to 好きになる・習慣的に始める

表現名をクリックすると、意味・語順・例文・似た表現との違いを扱った個別記事へ進めます。

意味グループ1:場所・段階・基準へ到達する

get toは場所へ到着するほか、何かをする機会を得る表現です。come up toは人へ近づく、数値・期待・基準へ達する、go through toは次の段階や決勝へ進むことを表します。go over toは別の場所・陣営・方式へ移ります。

  • What time did you get to work?(何時に職場へ着きましたか)
  • The result didn’t come up to expectations.(結果は期待に届かなかった)
  • Our team went through to the final.(私たちのチームは決勝へ進んだ)

意味グループ2:状態・結論・本題へ行き着く

come toは意識が戻る、合計になる、決定・認識へ至るなど、さまざまな到達を表します。come down toは複雑な話が最終的な要点へ収束する表現です。get down toは本題・仕事へ意識を下ろし、本腰を入れて始めます。get around toは後回しだったことへようやく到達します。

  • She came to after a few minutes.(彼女は数分後に意識を取り戻した)
  • It comes down to trust.(結局は信頼にかかっています)
  • Let’s get down to business.(本題に入りましょう)
  • I finally got around to replying.(ようやく返信に取りかかりました)

意味グループ3:人・手段・考えにつながる

turn toは助けを求めて人や手段へ向きを変えます。get through toは電話が相手につながる、または考えが相手の理解へ届く表現です。look to A for Bは、Bを得るためAを頼ります。hold toは方針や約束につながった状態を保ちます。

  • I turned to my friend for advice.(助言を求めて友人を頼った)
  • I couldn’t get through to her.(彼女に連絡がつかなかった)
  • We look to our manager for guidance.(指導を求めてマネジャーを頼ります)

意味グループ4:譲渡・原因・結果の到達先

turn over toは仕事・権限を別の人へ引き渡し、give way toは道・地位・状態を別のものへ譲ります。put down toは出来事を原因へ結びつけ、give rise toは原因から結果が生じることを表します。

  • I’ll turn it over to Sarah.(サラに引き継ぎます)
  • We put the delay down to bad weather.(遅延は悪天候が原因だと考えた)
  • The change gave rise to new problems.(その変更は新たな問題を引き起こした)

意味グループ5:評価・実感・好意の向かう先

give credit toは功績を人へ帰属させます。bring A home to Bは事実Aを人Bの実感へ届かせます。take toは人・物・活動を好きになる、または習慣として始める表現です。stand to reasonは考えが道理という到達点に立つ感覚です。

toを使う表現の語順

前置詞のtoは後ろに名詞・代名詞・動名詞を置きます。目的語を動詞とtoの間へ移動させません。

  • turn to her(○)/turn her to(別の意味)
  • get through to him(○)
  • get around to doing it(○)
  • put the mistake down to inexperience(○)

turn over toは、turn the project over to herのように、引き渡す物をturnとoverの間へ置けます。put down toも、put the problem down to stressの形を取ります。

前置詞toとto不定詞の見分け方

toの直後に動詞の原形が来ればto不定詞、名詞・代名詞・動名詞が来れば前置詞toであることが基本です。

ポイント
to+動詞原形 I get to meet her. ~する機会を得る
前置詞to+名詞 I got to the station. ~へ到着する
前置詞to+動名詞 I got around to calling her. ~することに取りかかる

to・for・at・intoの違い

中心イメージ
to 到達点へ向かい、つながる get to、turn to
for 目的・利益・求める対象へ向かう go for、ask for
at 対象を一点として狙う look at、go at
into 外から内側へ入り込む・変化する run into、turn into

toは到達先との接続、forは目的、atは狙う一点、intoは境界を越えて中へ入る動きを強調します。

toを使った句動詞のよくある質問

toはパーティクルですか、前置詞ですか?

ここで扱う多くの表現ではtoは前置詞ですが、動詞と結びついて意味のまとまりを作る機能語としてパーティクル視点で整理しています。

come toにはなぜ多くの意味がありますか?

意識・合計・決定・認識など、それぞれ異なる到達点へ「来る」と考えると共通性が見えます。文脈と後ろの語で意味を判断します。

turn toとturn intoの違いは?

turn toは人・手段・話題へ向きを変える、turn intoは別の状態・姿へ変化する表現です。

get around toの後ろは動詞原形ですか?

いいえ。ここでのtoは前置詞なので、get around to doingのように動名詞を置きます。

toを含む表現は分離できますか?

多くはtoと対象を分離しません。ただしturn A over to B、put A down to Bのように、句動詞部分へ目的語が入る構文があります。

まとめ|toは「到達点との接続」で覚える

toを使う表現は、場所・状態・人・本題・原因・結果という到達点へ向かい、そこにつながる感覚で整理できます。まずcome to、get to、turn to、get down to、get through toから覚えると実用的です。

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この記事を書いた人
しゅみすけ(大山俊輔)

b わたしの英会話および英語コーチングGRIT/be:RIZE代表。米国MBA取得、外資系企業4社での勤務経験を持ち、これまで多くの大人の英語学習を支援。日本語と英語の処理構造の違いに着目した「英語OS」の考え方をもとに、独学で伸び悩む人の学び直しをサポートしています。

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