恋と仕事に効く英語:日常シーンで使える英会話

恋と仕事に効く英語

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    「煮る」は英語で?boil・simmer・stewの違い

    鍋で野菜スープをコトコト煮る女性

    「卵をゆでる」「スープをコトコト煮る」「肉をじっくり煮込む」。日本語ではどれも「煮る・ゆでる」と言えますが、英語ではboil・simmer・stewなどを、火加減や調理時間によって使い分けます。

    いちばん大切なのは、鍋の中がグラグラしているのか、コトコトしているのかをイメージすること。まずは違いを一覧で見てみましょう。

    「煮る」の英語を一言で使い分けると?

    英語火加減・状態代表的な料理
    boil液体を沸騰させる/沸騰した液体でゆでるゆで卵、パスタ、じゃがいも
    simmer沸騰直前〜弱い沸騰でコトコト煮るスープ、ソース、カレー
    stew肉や野菜を液体で時間をかけて煮込むビーフシチュー、煮込み料理

    ざっくり言えば、大きな泡が激しく出るならboil、小さな泡で静かに煮るならsimmer、具材を長時間煮込むならstewです。

    沸騰させる・コトコト煮る・煮込む状態を並べた鍋

    boil:沸騰させる・沸騰したお湯でゆでる

    boilは、水やスープなどが100℃近くになり、大きな泡が次々と出ている状態です。「液体を沸騰させる」と「食材を沸騰した液体でゆでる」の両方に使えます。

    • Boil the water.
      お湯を沸かしてください。
    • Boil the eggs for seven minutes.
      卵を7分ゆでてください。
    • Boil the potatoes until tender.
      じゃがいもをやわらかくなるまでゆでます。
    • The water is boiling.
      お湯が沸騰しています。

    boil the waterではboilが他動詞で「水を沸騰させる」、The water is boiling.では自動詞で「水が沸騰している」という使い方です。

    simmer:弱火でコトコト煮る

    simmerは、沸騰する直前、または小さな泡が時々上がる程度の温度を保って静かに煮ることです。スープやソース、カレーなどを煮るときによく使います。

    • Simmer the soup for 20 minutes.
      スープを20分コトコト煮てください。
    • Let the sauce simmer over low heat.
      ソースを弱火でコトコト煮ます。
    • Cover and simmer until the vegetables are tender.
      ふたをして、野菜がやわらかくなるまで煮てください。

    日本語の「コトコト煮る」にいちばん近いのがsimmerです。激しく沸騰させるのではなく、small bubbles(小さな泡)が静かに出る状態を想像すると覚えやすいでしょう。

    stew:具材を時間をかけてじっくり煮込む

    stewは、肉や野菜などの具材を、少量〜適量の液体と一緒に時間をかけて煮込むことです。火加減だけでなく、具材をやわらかくし、味をなじませる調理全体に焦点があります。

    • Stew the beef slowly until tender.
      牛肉がやわらかくなるまで、ゆっくり煮込んでください。
    • The meat was stewed in red wine.
      肉は赤ワインで煮込まれました。
    • I made beef stew for dinner.
      夕食にビーフシチューを作りました。

    stewは動詞の「煮込む」だけでなく、beef stew(牛肉の煮込み)のように「煮込み料理」を表す名詞にもなります。

    英語レシピの定番:Bring to a boil, then simmer

    英語のレシピで非常によく登場するのが、次の流れです。

    Bring to a boil, then reduce the heat and simmer for 15 minutes.

    沸騰させたら火を弱め、15分コトコト煮てください。
    1. bring … to a boil:〜を沸騰させる
    2. reduce / lower the heat:火を弱める
    3. simmer:コトコト煮る

    bringには「ある状態へ持っていく」という感覚があるため、bring the soup to a boilで「スープを沸騰する状態まで持っていく」という意味になります。

    料理別:「煮る」はどれを使う?

    日本語自然な英語
    お湯を沸かすboil water / bring water to a boil
    卵をゆでるboil an egg
    パスタをゆでるboil / cook pasta
    スープをコトコト煮るsimmer the soup
    ソースを弱火で煮るsimmer the sauce over low heat
    牛肉をじっくり煮込むstew the beef slowly
    カレーを煮るsimmer / cook the curry

    日常的なレシピでは、細かな調理法を強調せずにcookが使われることもあります。たとえば Cook the pasta for eight minutes. なら「パスタを8分ゆでる」、Cook until tender. なら「やわらかくなるまで煮る・火を通す」という自然な指示です。

    煮るときに役立つ英語フレーズ

    • over high / medium / low heat:強火/中火/弱火で
    • until tender:やわらかくなるまで
    • with the lid on:ふたをして
    • uncovered:ふたをせずに
    • stir occasionally:時々かき混ぜる
    • skim off the foam:アクをすくい取る
    • reduce the liquid:煮詰めて水分を減らす

    stir occasionallyは、鍋底が焦げつかないよう「時々混ぜる」という指示です。混ぜる動作の違いは、「かき混ぜる」は英語で?stir・mix・whisk・blendの違いで詳しく紹介しています。

    似た表現:braise・poach・reduce

    • braise:肉などの表面を焼いてから、少量の液体でふたをして蒸し煮にする
    • poach:卵や魚などを沸騰させない液体で静かに火を通す
    • reduce:液体を煮詰めて量を減らし、味を濃くする

    どれも日本語では「煮る」と訳されることがありますが、調理法を正確に伝えたいときに役立ちます。まずはboil・simmer・stewの3つを押さえてから広げれば十分です。

    まとめ:鍋の泡と調理時間を見れば選べる

    • boil:グラグラ沸騰させる/沸騰したお湯でゆでる
    • simmer:小さな泡が出る火加減でコトコト煮る
    • stew:肉や野菜を時間をかけてじっくり煮込む

    英語の「煮る」は、鍋の中の状態を言葉にしたもの。大きな泡ならboil、小さな泡ならsimmer、具材を長く煮込む料理ならstewと覚えましょう。

    料理に関する英語をまとめて整理したい方は、親記事の「料理」は英語で?cooking・dish・food・cuisineの違いもどうぞ。調理前の「刻む」はchop・mince・diceの違い、「炒める」はstir-fry・sauté・fryの違いで解説しています。

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