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人間というものは、年の四十にもなれば己の顔に責任がある (リンカーン)

人間というものは、年の四十にもなれば己の顔に責任がある
(リンカーン)
最近、リンカーンの評価が少し変わっているそうです。
私達が勉強した時のイメージは、南北戦争の英雄で奴隷解放宣言をして、という
ところですが、実際はなかなかどうして、けっこうえぐいところもあったそうです。
もちろん、アメリカという国が分裂し、彼らの国が建国されてから
国内、国外の戦争で最大の犠牲者を出したのが南北戦争です。国を守るためには
いろいろキレイ事だけでは行かないこともあったのかもしれません。
その話はさておき、この言葉は別に40歳にならなくても
あてはまるなぁと思います。
この言葉は、リンカーンが大統領の時に、彼の親友が友人をリンカーンの
側近として推薦したときのこと。
リンカーンはその男をいっこうに使う気配がない。
さすがに、腹を立てた親友がリンカーンに、
「自分があれほど紹介したのに用いてくれないのはどうしてなのか?」と
いったところ、リンカーン曰く、
「人間というものは、年の四十にもなれば己の顔に責任がある。あんな顔をしているのではだめだ。」
といったそうです。
確かにその人の顔にはその人の生き方が出るというのは、30歳前後から
特に見えてきますね。ちゃんと、責任感を持ち他人やチーム・組織の為に働く人と、
自分だけよけりゃいい、ということをしてきた人。
不思議だけど顔を見たらそこにはウソが書かれてないなぁ、と思います。
30歳でもそうだとしたら、40歳、そして、50歳となっていくとより、その顔には
その人の生き方が現れていることでしょう。

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