コラム&耳寄り情報

Get Rid of Nuisances — Nothing is so fatiguing as the eternal nagging on of an uncompleted task. (William James) — やなことはさっさと片付けて脳のシェアを取らない。

これ、最近、お恥ずかしながら自分にあったことです。

最近、政府関係の作業でやっててやっとうまく行った件 - でこれがうまくいったのは、
とても嬉しいですが、ひとつ面倒なことがあります。定期的に、経過状況を報告する必要があること。

ということで、面倒でもやる必要がある仕事です。
で、結果として、頭のなかのシェア(マインドシェア)のどこかを占めているので、
どんな作業をやっててもやっぱり思い出してしまいます。

結局他の作業をしてる時にも「あ、やらなきゃ」と思いますし、
やろうと思うと、「明日でいいか」となります。

で、結局やったのは提出期限ギリギリ。
やっぱり私も恥ずかしながら、偉そうなこと言えたもんじゃないということを痛感しました。

ところが、やってみたらどうでしょう。
それに要した作業って、わずか15分。だったら、書類が届いたその瞬間に
「面倒だな~」と思うでしょうが、頭に鉢巻巻いて(気持ち)15分で終えてたらよかったと本当に反省です。

というのも、私の潜在意識のどこかでこのことを考えた時間てこの1ヶ月で
どれくらいあったでしょう?で、それを言い訳にして他の作業を先送りしたのがどれくらいあったかな、
と考えるとそら恐ろしくなったからです。きっと、数時間はぼやーっとこの事考えてたと思います。
もったいなさすぎる!!

そんな時、たまたまとある本のオーディオをジョギングしながら聞いてたら
偶然ですが、まさに、ここと重なるシーンが出てきました。

この本にも書かれてましたが、やっぱり解決する方法はただひとつ。

Cut out the cancer early and quick.

比喩的ですが、ガンはさっさと切ってとってしまえ。
でした。

中でも、私が「お、この英語表現上手だなぁ」と思ったのは、
その次に続くところで、こんな感じで書かれていました。(言っていました)

The best thing to do with such a nuisance is do it and get rid of it as quickly as possible.
It ain’t wine; it won’t get better with age. The longer you let one of these things hang around, the more reluctance to deal with it
you build up.

という表現でした。

中上級者向けですが、意外と使うのはnuisance。
あと、get rid of = removeも便利ですね。

何より簡単な表現ですが、It ain’t wine; it won’t get better with age.
これ、たとえ上手ですね。

Itはnuisance (厄介事)。
厄介事はワインじゃないから、時間が経過して美味しくなることはない、
とでも訳するのでしょう。

ま、面倒なことはさっさと片付けないと、ますますやるのが面倒になる。
で、他のことも手付かずになるということですね。

私自身まさに体験しましたが、皆さんにも似たケースがあるかもしれません。

面倒なこと、厄介なことこそ先に片付けましょう。
後が楽になります!

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