コラム&耳寄り情報

‘is the glass half-full or half-empty? 捉え方伝え方が違うと同じことでも異なって解釈できる(される)

ふと、以前bがJ-Waveさんと共同企画で行った番組収録を行った時に
出演したレッスン・パートナーのLeonie(今はイギリスのBathに住んでいます)がネタとして
話していたことを思い出しました。

こちらで音声聴けます。
https://www.b-cafe.net/English_Podcast/1st_talk.mp3

表題のように、「グラスに半分水が入っていた時」人はどう解釈するでしょう?
とっても、Classicな英語のお話です。

・ まだ半分も残ってるから沢山飲める
・ もう半分しか残ってないから少ししか飲めない

同じ事実ですよね。
ところが伝える時には、捉え方が全く異なると相手への伝え方って変わってきますよね。

私だとよく思い出すフレーズが、学生時代先生や、テレビのコメンテーターから散々聞かされた
「日本は小さな島国ですから貿易で食べてかないといけないんです・・・」という言葉。

これだけ聞いちゃうと、日本は小さな国だから・・・・なんだ、という解釈です。
確かに、お隣がロシア、中国、アメリカと面積の大きい国ですからそう思っちゃいがちです。

ところが、同じ事実でもこういう風に解釈もできます。

「西ヨーロッパの国で、日本より国土面積の大きな国は、スウェーデンとスペイン、フランスしかない。イギリス、ドイツ、イタリア、ノルウェー、などそれ以外のすべての国の国土面積は日本より小さい」

あるいは、

「EEZ(排他的経済水域)と領海を合わせた国別順位で見ると日本は世界6位の広さがある」

もしくは、貿易・・・のくだりも実はイメージ論であって実際は

「日本は国内消費がGDPの6割以上を占める内需大国で、輸出はGDPの15%くらいで、ドイツ(40%)などより
ずっと低く、アメリカ(9%)、ブラジル(12%)に次いで低く、国内で食って行いける内需主導の国なので海外の景気動向に左右されにくい」

と言い換えることも出来ます。

これ、どちらも同じことですがイメージが全く違いますよね。

同じように意外と普段の仕事でも同じ事をやっちゃっています。
気をつけましょう!

英語が聞けない理由は “努力不足” ではありません。

独学で伸び悩んできた大人の方へ。
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