
「無理な理由」がいくつ思い浮かんでも、同じような状況から道を開いた人はいる——。『こころのチキンスープ』シリーズの共同編著者、ジャック・キャンフィールド(Jack Canfield)の言葉は、考えるだけで止まらず、小さく行動する勇気をくれます。
この記事では、ジャック・キャンフィールドの英語の名言5選を、日本語訳と英語表現のポイントとともに紹介します。
Contents
ジャック・キャンフィールドとは?
ジャック・キャンフィールドは、アメリカの作家・講演家・成功哲学の指導者です。マーク・ビクター・ハンセンとともに『Chicken Soup for the Soul(こころのチキンスープ)』を生み出し、人の優しさや希望を伝える実話を世界へ届けました。
同シリーズは最初から歓迎されたわけではなく、出版までに数多くの出版社から断られたことで知られています。それでも企画を届け続けた経験は、「失敗より、試さずに逃す機会を恐れよう」という彼の言葉そのものです。
ジャック・キャンフィールドの英語の名言5選
1.不可能な理由の数だけ、成功した人もいる
For every reason it’s not possible, there are hundreds of people who have faced the same circumstances and succeeded.
不可能だという理由一つひとつに対して、同じ状況に直面し、成功した人が何百人もいます。
環境や条件が厳しいことを否定する言葉ではありません。条件が結果をすべて決めるわけではなく、どう応じるかにも選択の余地があると教えています。
for every …は「すべての〜に対して」。face the same circumstancesは「同じ状況に直面する」です。circumstancesは、周囲の事情や置かれた環境を表します。
2.失敗より、試さずに逃す機会を心配しよう
Don’t worry about failures. Worry about the chances you miss when you don’t even try.
失敗を心配しないでください。試そうともしないことで逃す機会を心配しましょう。
「失敗しない方法」を探し続けると、挑戦そのものができなくなります。この言葉は心配の対象を、失敗から機会損失へ移しています。
worry about …は「〜を心配する」。miss a chanceは「チャンスを逃す」、don’t even tryのevenは「〜さえ」と強調します。
3.欲しいものは、行動して取りに行く
Everything you want is out there waiting for you to ask. But you have to take action to get it.
あなたが望むものは、求められるのを待っています。ただし、手に入れるには行動しなければなりません。
願うことを否定せず、最後は行動へつなげるのがキャンフィールドの特徴です。目標を言葉にし、必要な人へ尋ね、今日できる一歩を実行する。そこで初めて可能性が動き始めます。
be waiting for someone to doは「人が〜するのを待つ」。take actionは「行動を起こす」という定番表現です。

4.人生に100%の責任を持つ
You have to take 100% responsibility for your life.
自分の人生に100%の責任を持たなければなりません。
ここでいう責任は、自分を責めることではありません。変えられない過去や環境があっても、「次に何をするか」は自分で選べると考える姿勢です。
take responsibility for …は「〜に責任を持つ」。仕事でもよく使われます。
- I’ll take responsibility for the project.(そのプロジェクトには私が責任を持ちます)
- We need to take responsibility for our choices.(自分たちの選択に責任を持つ必要があります)
5.小さく始めて、大きな目標へ進めばいい
It’s okay to start small and work your way up to bigger goals.
小さく始めて、より大きな目標へ少しずつ進んでいけば大丈夫です。
大きな決意より、実行できる小さな約束を守ることが自信を育てます。英会話なら「毎日1時間」ではなく、まず1フレーズを声に出すところからで構いません。
It’s okay to …は「〜しても大丈夫」。work your way up to …は、努力を重ねて「徐々に〜へ到達する」という意味です。
名言から覚えたい英語表現
| 表現 | 意味 | 例文 |
|---|---|---|
| face circumstances | 状況に直面する | We all face difficult circumstances. |
| miss a chance | 機会を逃す | Don’t miss this chance. |
| take action | 行動を起こす | It’s time to take action. |
| take responsibility for | 〜に責任を持つ | Take responsibility for your decision. |
| work your way up to | 徐々に〜へ到達する | Work your way up to longer conversations. |
『こころのチキンスープ』と名言の共通点
『こころのチキンスープ』が届けたのは、特別な英雄だけの物語ではありません。困難の中で誰かを助けた人、諦めずに一歩を踏み出した人など、日常にある小さな実話です。
キャンフィールドの名言にも同じ視点があります。人生を変えるのは、壮大な計画だけではなく、今日できる行動を選ぶこと。誰かの成功例を「自分とは違う」で終わらせず、自分にも使える一歩へ変えることです。
仕事や挑戦についての言葉をさらに読みたい方は、仕事・努力・成功の英語の名言集もご覧ください。
よくある質問
ジャック・キャンフィールドは何をした人?
『こころのチキンスープ』シリーズの共同編著者で、作家・講演家として目標達成や自己成長について発信しています。
“Don’t even try”のevenは何を表す?
「試すことさえしない」の「さえ」にあたり、最低限の行動すらしていないことを強調します。
“work your way up”とはどういう意味?
努力や経験を重ねて、少しずつ上の段階へ進むことです。仕事の昇進だけでなく、学習のレベルアップにも使えます。







