
ジョージ・バーナード・ショーは、アイルランド出身の劇作家・批評家です。『ピグマリオン』をはじめ、社会の常識や階級、人間の思い込みを鋭いユーモアで問い直す作品を残しました。
この記事では、ショーの戯曲や著作本文で確認できる英語の名言を7つ厳選。日本語訳とともに、単語・文法・日常で使える英語表現を解説します。
George Bernard Shaw(1856–1950)
アイルランド生まれの劇作家・批評家。1925年にノーベル文学賞を受賞。『ピグマリオン』は、後にミュージカル『マイ・フェア・レディ』の原作となりました。
Contents
- 1 ジョージ・バーナード・ショーの英語の名言7選
- 1.1 1. The reasonable man adapts himself to the world.
- 1.2 2. You see things; and you say “Why?”
- 1.3 3. A life spent in making mistakes is more useful than a life spent doing nothing.
- 1.4 4. The difference … is not how she behaves, but how she’s treated.
- 1.5 5. People are always blaming circumstances for what they are.
- 1.6 6. A life’s work is like a day’s work.
- 1.7 7. You complicate life instead of simplifying it.
- 2 旧記事の「Life isn’t about finding yourself.」は?
- 3 名言から覚えたいコア英語
- 4 まとめ|常識を疑うところから、新しいものが生まれる
- 5 出典
ジョージ・バーナード・ショーの英語の名言7選
1. The reasonable man adapts himself to the world.
The reasonable man adapts himself to the world: the unreasonable one persists in trying to adapt the world to himself.
分別のある人は自分を世界に適応させる。分別のない人は世界を自分に適応させようとし続ける。
adapt A to B は「AをBに適応させる」、persist in doing は「〜し続ける」。普通なら “reasonable” を褒め言葉として終えそうですが、ショーは「世界を変える側」にも価値を置きます。常識をひっくり返す、いかにも彼らしい名言です。
2. You see things; and you say “Why?”
You see things; and you say “Why?” But I dream things that never were; and I say “Why not?”
あなたは現実を見て「なぜ?」と言う。私はまだ存在しないものを夢見て「なぜ、やらない?」と言う。
things that never were は「これまで存在しなかったもの」。Why not? は「なぜダメなの?」「やってみよう」という前向きな一言として日常会話でもよく使われます。
3. A life spent in making mistakes is more useful than a life spent doing nothing.
A life spent in making mistakes is more useful than a life spent doing nothing.
間違いを重ねる人生は、何もしない人生より役に立つ。
a life spent doing … は「〜して過ごす人生」。more A than B の比較で、失敗する人生と何もしない人生を対比しています。英語も、間違えずに話せる日を待つより、使って修正するほうが前へ進めます。
4. The difference … is not how she behaves, but how she’s treated.
The difference between a lady and a flower girl is not how she behaves, but how she’s treated.
淑女と花売り娘の違いは、本人がどう振る舞うかではなく、周囲からどう扱われるかにある。
『ピグマリオン』のイライザの言葉です。not A but B は「AではなくB」、be treated は受動態で「扱われる」。人の価値を外見や話し方だけで判断する社会へ向けた、鋭い一文です。
5. People are always blaming circumstances for what they are.
People are always blaming circumstances for what they are.
人はいつも、今の自分を境遇のせいにしている。
blame A for B は「BをAのせいにする」。be always doing は単なる習慣だけでなく、「いつも〜してばかりいる」という話し手の批判や苛立ちを表すことがあります。
6. A life’s work is like a day’s work.
A life’s work is like a day’s work.
一生の仕事は、一日の仕事と似ている。
短いですが、積み重ねを感じさせる言葉です。life’s work は「一生をかけた仕事・ライフワーク」。遠大な仕事も、実際には今日する一つの作業からできています。
7. You complicate life instead of simplifying it.
You complicate life instead of simplifying it.
あなたは人生を簡単にするどころか、複雑にしている。
instead of doing は「〜する代わりに」、complicate は「複雑にする」、simplify は「単純にする」。考えすぎて動けないときにも刺さる、ショーらしい皮肉の効いた一文です。
旧記事の「Life isn’t about finding yourself.」は?
旧記事では、次の言葉をショーの名言として紹介していました。
Life isn’t about finding yourself. Life is about creating yourself.
人生とは自分を見つけることではない。自分を創ることである。
非常に広くショーの言葉として引用されていますが、今回確認した主要な戯曲・著作では、この英文の明確な出典を特定できませんでした。そのため本記事では主役から外し、作品本文で確認できる言葉を中心に再構成しています。
名言から覚えたいコア英語
- adapt A to B:AをBに適応させる
- persist in doing:〜し続ける
- Why not?:なぜダメなの?/やってみよう
- make mistakes:間違える
- not A but B:AではなくB
- blame A for B:BをAのせいにする
- instead of doing:〜する代わりに
名言を一文ごと覚えると、単語だけでなく前置詞や文法の型まで一緒に残ります。基本動詞・前置詞・文法を体系的に学び直したい方は、be:RIZEもあわせてどうぞ。
まとめ|常識を疑うところから、新しいものが生まれる
ショーの言葉には、「現実に合わせるだけでなく、現実そのものを変えられないか」と問い直す姿勢があります。失敗を避けて何もしないより、考え、試し、修正する。その姿勢は英語学習にも通じます。
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