
「成功した選手だから、失敗しなかった」のではありません。マイケル・ジョーダンの言葉を読むと、外したシュート、負けた試合、恐れ、そして繰り返した練習が、成功の裏側にあったことがわかります。
今回は、挑戦・失敗・努力・楽しむことについて語った英語の名言を、日本語訳と英語表現のポイントつきで紹介します。短い言葉が多いので、大人の英語学び直しにもぴったりです。
ジョーダンの名言には、本人のスピーチやインタビューに加え、出演した広告のコピーとして広まったものがあります。本記事では確認できる文脈を示し、広告由来・広く帰属される表現はその旨を明記します。
Contents
- 1 マイケル・ジョーダンとは?
- 2 マイケル・ジョーダンの英語の名言7選
- 2.1 1. I’ve failed over and over and over again in my life.
- 2.2 2. And that is why I succeed.
- 2.3 3. Limits, like fears, are often just an illusion.
- 2.4 4. Never say never.
- 2.5 5. I can accept failure, but I can’t accept not trying.
- 2.6 6. Just play. Have fun. Enjoy the game.
- 2.7 7. Some people want it to happen. Others make it happen.
- 3 英語学習で覚えたいコア表現
- 4 初心者でも言える簡単な英語
- 5 外したシュートも、次の一本につながっている
- 6 参考資料
マイケル・ジョーダンとは?
Michael Jordan(1963–)は、NBAのシカゴ・ブルズを6度の優勝へ導いた元プロバスケットボール選手です。得点力や勝負強さだけでなく、競争心、練習への姿勢、失敗を恐れず決定的なシュートを打つ精神力でも知られています。
2009年にはバスケットボール殿堂入り。スピーチの最後にも、限界や恐れとの向き合い方を語りました。
マイケル・ジョーダンの英語の名言7選
1. I’ve failed over and over and over again in my life.
I’ve failed over and over and over again in my life.
私は人生で、何度も何度も失敗してきた。
9,000本以上のシュートを外し、何度も敗れた経験を列挙する有名な広告の一節です。その失敗こそが成功につながった、という結論へ続きます。
over and over again は「何度も繰り返して」。現在完了の I’ve failed は、過去から現在まで積み重なった経験を表しています。
2. And that is why I succeed.
And that is why I succeed.
だからこそ、私は成功する。
That is why … は「だから〜なのです」。原因を説明する because と違い、結果を導く表現です。
I practice every day. That is why I’m improving.(毎日練習しています。だから上達しているのです)のように使えます。
3. Limits, like fears, are often just an illusion.
Limits, like fears, are often just an illusion.
限界は、恐れと同じように、しばしば単なる幻想にすぎない。
2009年の殿堂入りスピーチの締めくくりで語った言葉です。like fears は挿入句で「恐れと同じように」。illusion は「幻想・思い込み」です。
現実的な限界を無視するというより、「できない」と決めつけている心の壁を疑ってみよう、と読める一節です。
4. Never say never.
Never say never.
絶対に無理だと決めつけるな。
直訳は「決して“never”と言うな」。可能性を最初から閉じないための、短く覚えやすい表現です。
日常会話でも「まさかと思っても、可能性はあるよ」という意味で使われます。
5. I can accept failure, but I can’t accept not trying.
I can accept failure, but I can’t accept not trying.
失敗は受け入れられる。しかし、挑戦しないことは受け入れられない。
ジョーダンの言葉として広く伝わる一節です。accept は「受け入れる」。not trying は動名詞の否定で、「試さないこと・挑戦しないこと」です。
成功を保証する言葉ではなく、結果よりも「挑戦したか」を自分の基準にする考え方です。
6. Just play. Have fun. Enjoy the game.
Just play. Have fun. Enjoy the game.
ただプレーしよう。楽しもう。ゲームを味わおう。
古い代表記事に掲載されていた、ジョーダンの言葉として広く知られる表現です。命令文が3つ続きますが、強い命令ではなく、自分や仲間の緊張をほどく励ましとして読めます。
have fun は「楽しい時間を過ごす」、enjoy は後ろに名詞を置いて「〜を楽しむ」です。
7. Some people want it to happen. Others make it happen.
Some people want it to happen. Others make it happen.
実現してほしいと願う人もいる。自分で実現させる人もいる。
ジョーダンの言葉として広く流通する一節です。want A to happen は「Aが起きてほしい」、make it happen は「それを実現させる」。
Let’s make it happen.(実現させよう)は、仕事でも自然に使える前向きなフレーズです。
英語学習で覚えたいコア表現
- over and over again:何度も繰り返して
- That is why …:だから〜なのです
- failure:失敗
- accept:受け入れる
- illusion:幻想、思い込み
- have fun:楽しむ
- make it happen:実現させる
- take the shot:シュートを打つ/比喩的に挑戦する
fail と failure の違いも押さえておきましょう。I failed. は「私は失敗した」という動詞、Failure teaches us. は「失敗は私たちに教えてくれる」という名詞です。
初心者でも言える簡単な英語
- Try again. — もう一度やってみよう。
- Mistakes are okay. — 間違えても大丈夫。
- I won’t give up. — あきらめません。
- Let’s have fun. — 楽しもう。
- I’m ready to try. — 挑戦する準備はできています。
- We can make it happen. — 私たちなら実現できます。
「失敗した」を難しく考えず、It didn’t work. I’ll try again.(うまくいかなかった。もう一度やってみます)と言えるだけでも十分です。結果ではなく、次の行動まで英語にするのがポイントです。
外したシュートも、次の一本につながっている
ジョーダンの名言には、「ポジティブに考えれば必ず勝てる」という軽さはありません。実際に失敗し、負け、それでも次のシュートを打つ。その行動の積み重ねが中心にあります。
英語学習でも、言葉が出なかった会話は「失敗」ではなく、次に練習する表現が見つかった瞬間です。完璧な一文を待つより、知っている単語で一度話してみる。伝わらなければ簡単な英語で言い換える。その一本一本が、話せる英語につながります。
単語や文法を「使える感覚」へ変えたい方は、beyondZ Englishへ。失敗を含めた試行錯誤から、仕事や人生の次の一歩を整理したい方は、be:RIZEも参考にしてください。
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参考資料
- Chicago Bulls / NBA — Year One: Jordan’s Rookie Season
- ESPN — Limits and Illusions: Michael Jordan in the NBA at 50
- Naismith Memorial Basketball Hall of Fame — Michael Jordan
※名言には広告コピーや複数の表記で伝わるものがあります。本文では確認できる背景を示し、出典が一意に確定しにくい表現は断定を避けています。
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