
『プラダを着た悪魔』『レ・ミゼラブル』『マイ・インターン』などで知られる俳優、アン・ハサウェイ(Anne Hathaway)。作品の華やかなイメージだけでなく、国連Women親善大使として、家族・働き方・ジェンダー平等について発言してきた人物でもあります。
この記事では、映画の役柄の台詞や出典不明のネット名言を本人の発言として扱わず、アカデミー賞公式記録、国連Womenの演説、Human Rights Campaignでのスピーチから確認できる言葉を7つ厳選しました。
この記事のポイント
- アン・ハサウェイ本人の発言のみを収録
- 夢・恐れ・助け合い・平等を表す英語が学べる
- 自然な和訳、背景、英語表現、短い例文、出典つき
Contents
アン・ハサウェイの英語の名言7選
1.夢がかなった
It came true.
自然な和訳:夢が、かなった。
背景:『レ・ミゼラブル』で助演女優賞を受賞した2013年のアカデミー賞スピーチ。その作品の代表曲「I Dreamed a Dream」に重ねた、短く印象的な第一声です。
英語表現:come true は、夢や願いが「実現する」。主語は人ではなく dream や wish などです。
初心者向け例文:My dream came true.
私の夢がかないました。
出典:Academy Awards Acceptance Speech Database(2013)
2.私も怖くなる
I get scared.
自然な和訳:私も、怖くなることがあります。
背景:2018年、Human Rights Campaignから平等への貢献を称える賞を受けた際のスピーチ。社会で起きていることを見聞きして、衝撃を受け、恐れを感じると率直に認めました。
英語表現:get+形容詞 は「~の状態になる」。I’m scared. が今の状態なら、I get scared. は「怖くなることがある」という変化や傾向です。
初心者向け例文:I get nervous before meetings.
会議の前は緊張します。
出典:Global Citizen「Anne Hathaway Delivers Speech About LGBTQ Rights, Racial Justice」
3.成長するには、助け合う必要がある
We need to help each other if we are going to grow.
自然な和訳:私たちが成長していくには、互いに助け合う必要があります。
背景:2017年の国際女性デー、国連本部で行った基調演説の言葉です。女性だけに変化を求めるのではなく、社会全体が協力して役割を見直す必要があると訴えました。
英語表現:each other は「お互いに」。if we are going to ~ は、目的を実現するための条件を示して「~するつもりなら、~するためには」と使えます。
初心者向け例文:We help each other at work.
私たちは職場で助け合います。
出典:UN Women「Paid parental leave is about creating freedom to define roles」
4.声を持ち、使う人が増えると世界も成長する
The whole world grows when people like me have and use a voice.
自然な和訳:私のような人が声を持ち、それを使うとき、世界全体も成長します。
背景:同じ国連Womenの演説で、ハサウェイは自分が発言できる立場にいることへの感謝と責任を語りました。声を持つだけでなく、実際に使うことを強調しています。
英語表現:have a voice は「発言権がある」、use one’s voice は「自分の声を上げる」。文字どおりの声だけでなく、意見を社会へ届ける意味です。
初心者向け例文:Use your voice for change.
変化のために声を上げよう。

5.育児休業は、役割を自分たちで決める自由をつくる
Paid parental leave is about creating freedom to define roles.
自然な和訳:有給の育児休業とは、家庭での役割を自分たちで決める自由をつくることです。
背景:ハサウェイは、育児休業を単なる「仕事を休む日」と捉えるのではなく、誰が働き、誰がケアを担うかを家族自身が選べる仕組みだと説明しました。
英語表現:be about ~ing は「本質は~することだ」。define は「定義する」から転じて、役割や方針を「明確に決める」ときにも使います。
初心者向け例文:Learning is about trying.
学ぶことの本質は、試してみることです。
6.女性を自由にするには、男性も役割から自由にする必要がある
We need to liberate men in order to liberate women.
自然な和訳:女性を自由にするためには、男性も固定された役割から自由にする必要があります。
背景:「ケアは女性、仕事は男性」という固定観念は、女性だけでなく男性の選択も狭めます。ハサウェイは、父親が育児へ参加しやすい制度が双方の自由につながると述べました。
英語表現:liberate A は「Aを解放する」。in order to ~ は目的を明確にする「~するために」です。
初心者向け例文:I left early in order to rest.
休むために早く帰りました。
7.よりよい世界をつくり直そう
Let’s tear this world apart and build a better one.
自然な和訳:この世界の古い仕組みを解体して、もっとよい世界をつくろう。
背景:Human Rights Campaignでのスピーチを締めくくった力強い言葉です。差別を生む「当たり前」を少し修正するだけでなく、根本から問い直そうと呼びかけました。
英語表現:tear ~ apart は文字どおりには「~を引き裂く」。ここでは古い構造を「徹底的に解体する」という比喩です。Let’s+動詞 は「一緒に~しよう」。
初心者向け例文:Let’s build a better future.
よりよい未来をつくろう。
出典:Global Citizen/Human Rights Campaignスピーチ(2018)
アン・ハサウェイの言葉から学べること
アン・ハサウェイの言葉は、夢をかなえる喜びだけでなく、怖さを認めること、助け合うこと、古い役割を問い直すことまで広がっています。自分らしく生きることは、自分一人だけの問題ではなく、周囲の人も選びやすい社会をつくることにつながる――そんな視点が伝わってきます。
英語では、短い I get scared. も、力強い Let’s build a better future. も、難しい単語なしで言えます。まずは自分の気持ちを短く、自分の言葉で表してみましょう。
※映画『アリス・イン・ワンダーランド』の台詞など、本人の発言ではない言葉は収録していません。本記事の画像は人物写真を模写せず、言葉のテーマから制作したオリジナルアートです。
出演作から英語を学びたい方は、『プリティ・プリンセス』、『レ・ミゼラブル』、『ワン・デイ』、『The Idea of You』もあわせてどうぞ。







